2021年5月、メットライフドームにて2日間開催されたスタジアム・ライブイベントにて、弊社の顔認証システム「AUTH thru」+「dotCube(非接触型検温器)」の連携ソリューションを、来場者の入場受付に採用いただきました。
近年、コロナ禍におけるイベントの開催にあたって「非接触による入場確認」、「検温スクリーニングの実施」や「トレーサビリティの担保」による来場者の安全確保が、重要なポイントとなっています。
本事例でご紹介するイベントにおいて、弊社の顔認証入退場システム「AUTH thru」と検温器「dotCube」*1の連携ソリューションの提供を通し、イベント来場者に向けて以下を実施。来場者のトレーサビリティと安全性の向上に協力させていただきました。
*1: 「dotCube」は、dotBravo株式会社の製品です
「本人確認=顔認証」+「検温スクリーニング=検温器」を一度に行う事により、来場者の安全担保を行いつつ、更にイベントでのご利用時に重要となる「開場から開演までの間に、入場を完了する」という要件にも対応する事が、本ソリューション導入の目的でした。
【公演前】
同イベントのチケット購入者には、まず「マイページ用URL」と「ログイン用ID/PW」が送られます。マイページは、以下の機能を搭載しています。
購入者はマイページにログイン後、当日の顔認証用に、ご自身の顔写真の登録を行っていただきます。
【公演当日】
来場者の方には、入場前にマイページにて健康状態への同意を行っていただきます。こちらの同意手続きは、公演当日でのご回答を担保する為、当日まで同意できない仕組みとなっています。
同意が完了した来場者には、入場レーンにて顔認証に進んでいただきます。顔認証には、AUTH thru専用アプリをインストールしたタブレットを利用します。来場者にはタブレットのアウトカメラを見ていただく事で顔認証を実施、認証結果は係員がタブレット画面を見て確認します。
さらに認証用タブレットは、非接触型検温器「dotCube」とBluetooth連携されており、検温を実施しないと顔認証が行われない仕組みとなっています。
システム管理画面では、購入者の一覧と詳細情報を確認する事ができます。また認証用タブレットがオンライン環境にある場合は、来場記録を通信で送る事により、全レーンの入場状況をリアルタイムで確認する事も可能です。
また万一イベント後に、来場者の感染が発覚した場合は、チケット購入者の来場有無、各来場者の来場時間(認証時間)、来場時の検温記録を参照する事も可能です。(指定期間に基づき)
「本人確認=顔認証」+「検温スクリーニング=検温器」を一度に行う事により、来場者の安全担保を行いつつ、更にイベントでのご利用時に重要となる「開場から開演までの間に、入場を完了する」という要件にも対応する事が出来ました。
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