亀田総合病院

診療支援部 部長/情報管理本部 顧問 中後 淳 様

診療支援部 診療支援課 係長 宮崎 紀子 様

診療支援部 診療支援課 笹生 翔平 様

「医師の働き方改革」に対応する柔軟なカスタマイズが決め手!
常勤医師数600名規模の総合病院で勤怠管理システムRocoTimeを導入

千葉県鴨川市の亀田総合病院で、2024年4月施行の「医師の働き方改革」に対応するために、ロココの勤怠管理システム「RocoTime」をご導入いただきました。導入を検討されたきっかけや、医療業界ならではの課題、今後のロココに期待することなどをお伺いいたしました。

課題

  • 「医師の働き方改革」により、医師の勤務時間の管理が必要となるが、これまではみなし残業での勤怠管理を行ってきたため、勤怠管理システムは未導入だった。今後はシステム無しでは事務方の処理が追い付かなくなってしまう
  • 医師の働き方に対応したよりシンプルな操作で勤怠管理ができるシステムが必要

施策

  • 最もシンプルで必要な機能が揃っていた、ロココの勤怠管理システム「RocoTime」を導入
  • 細かな要望に対しても、「一緒につくっていきましょう」という姿勢だったことも大きな決め手

効果

  • 現在は本格的な導入に向け、亀田総合病院とロココで議論を重ねながら、開発を進めている段階
  • 亀田総合病院での現場のニーズを反映したシステム開発により、ロココが大規模病院を含めた医師の勤怠管理システムの主流になることを期待している

ご導入サービス:勤怠管理システム RocoTime

勤怠管理システム「RocoTime」は、各種法令や企業の独自ルールにも対応可能な、充実サポートの勤怠管理システムです。

お客様ご紹介

インタビュー

「一緒につくっていく」カスタマイズの柔軟さに期待

このたびはロココの勤怠管理システム「RocoTime」をご発注いただき、ありがとうございます。「医師の働き方改革」が2024年4月1日より施行され、今後は医師の正確な勤務時間の管理が必要となります。本格的な運用はこれからとなりますが、まずは導入をご決定いただいた背景などをお聞かせいただけますでしょうか。

お客様:「医師の働き方改革」が施行されるということで、どの病院も勤怠管理が課題になっていると思います。当院はこれまで、みなし労働時間で勤怠管理を行ってきたため、打刻による出退勤の記録は勤怠管理へ反映させておりませんでした。しかし、今後「医師の働き方改革」に対応するには、勤務時間の管理を行う必要があり、勤怠管理システム無しでは事務処理が追い付かなくなると判断し、導入を決めました。

医師・看護師以外のスタッフ約2,000名の勤怠管理は現在ERP(Enterprise Resources Planning)*で、会計などの他業務とも連携した一元的なシステムで管理をしています。「医師の働き方改革」に対応するために現状システムを基盤ごとカスタマイズすることや、医師の勤怠管理を統合させたものにつくりかえることは、コスト的に現実的ではありません。そこで、勤怠管理部分だけを医師の働き方に対応できるシステムを開発し、連携させることを検討しました。
*ヒト・モノ・カネ・情報など、企業の根幹を支える経営資源を一元的に管理する統合基幹業務システム。

診療支援部 部長/情報管理本部 顧問
中後 淳 様

当社の勤怠管理システム「RocoTime」にご期待いただいたところはどのようなものだったのでしょうか。

診療支援部 診療支援課
笹生 翔平 様

お客様:複数の会社を比較する中で、まず勤怠管理システム単体に対応できるところが少なく、HR(ヒューマンリソース)関連の他の機能が付帯されたシステムが多い印象がありました。一方、最もシンプルなシステムでかつ必要な機能が揃っているのがロココさんでした。とはいえ、「医師の働き方改革」と「病院の運用」をかけあわせるとまだまだ細かな仕様や機能などはご相談したいことがたくさんあります。
そんな中、ロココさんは「一緒につくっていきましょう」と、こちらの課題解決に向けた柔軟な対応姿勢を示していただけたことも、選ばせていただいた大きな理由の一つです。

医療業界の特殊性を理解し、密なコミュニケーションで開発を進めていく重要性

現在、開発を進めさせていただいておりますが、途中経過に関してはいかがでしょうか。

お客様:医療業界のシステムは特殊で、この業界の人にとっては当たり前だと思うことも、意外とそれがガラパゴス的だったりすることもあります。その特殊性を理解し、システムに落とし込んでいく作業は難しいと思うのですが、コミュニケーションを密にとりながら進められたらと思っています。

課題に感じられていることは、どのようなことでしょうか。

お客様:試験的に使い始めるなかで、医師からいくつかの要望は届いています。例えば、彼らは多忙ということもあり、マニュアルを読み込まなくても手間なく操作ができるような、できるだけシンプルなものを希望しています。
そこで開発担当の方には、「操作性がもっとシンプルなシステムを」と再度システム改修のリクエストをさせていただきました。
本格的な運用までに、今後もこちらのリクエストが増える部分もあると思いますが、カスタマイズの柔軟性はロココさんに最も期待したところなので、忌憚なく要望をお伝えすることで、より良いシステムにしていけたらと思います。

診療支援部 診療支援課 係長
宮崎 紀子 様

ユーザー様のご意見はもっとも貴重な改善点となりますので、今後の開発に活かしていきたいと思います。

お客様:運用面だけでなく、医師はもちろん管理する事務部門のユーザビリティもまだまだ改善の余地があると思います。今までも現場の要望がなかなか伝わらないことなどありましたが、ロココさんには期待していますので、来年の本格始動まで一緒に頑張っていただき、医療業界の勤怠管理システム開発の突破口になっていただければと思います。

叱咤激励いただきありがとうございます。ご期待に応えられるよう、今後も尽力いたします。本日は、お忙しいところ貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。


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