キッティングとは?キッティングサービスを利用するときに確認すべき5つのポイント

PCなどデバイスは購入してすぐに利用できるわけではありません。特に業務用PCはOSのインストールに加え、業務用アプリケーションやセキュリティソフトのインストールなど、利用できるようにするために多くの設定作業が発生します。新入社員など一度に多くの社員が入社する時やPCの買い替え時期には設定作業に時間が割かれることは容易に想像できるでしょう。この時間の割かれる設定作業を代行してくれるサービスがあります。ここではそのサービスと、サービスの発注先を選定するときに確認すべき5つのポイントについてご紹介します。

キッティングサービスとは

キッティングとは新しいデバイスが納品されたらユーザーがすぐに利用できるように設定することを言います。キッティングサービスはその名の通り、そのキッティング作業を代行するサービスのことです。社内でキッティングを行うことも可能ですが、その場合、いくつか課題があります。
・作業内容が多いため、担当者が複数いたり、他の仕事もあり設定に集中できないなど設定ミスが起きる可能性がある
・キッティングする台数が多すぎるとリソースが足りない
・セキュリティソフトなど今利用しているソフトがベストかわからない

上記の課題を感じている企業はキッティングサービスを利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

キッティングサービス先を選定する際に確認したい5つのポイント

キッティングサービスを利用しようと思っても、どのような観点から発注先を選定していったらいいのか悩まれる企業もあるでしょう。ここでは発注先を選定する際に確認すべき5つのポイントを紹介します。

1.選べるキッティング方法

キッティングには1台ずつデバイスのOS、アプリケーションのインストールを設定する「個別設定」と、必要な設定を施したマスターとなるPC端末を用意し、そのマスターイメージを他のPCにクローン(複製)する「クローニング設定」があります。依頼する台数や予算等によってどちらにするかが変わってきます。そのため自社が望むキッティング方法に対応しているかどうかの確認が必要になります。

2.対応できる台数

サービス提供企業によって対応できる台数が異なってきます。そのため自社が依頼したい台数に対応できるかどうかの確認が必要になります。

3.自社の環境に応じた対応

自社環境により、依頼したい設定内容も異なってきます。自社に合ったソフトの選定なども含め自社環境に対応できる豊富な実績があるかどうかも確認したいところです。

4.改善提案

PCを含むデバイスは毎日利用するものであり、また自社の環境も変わってきます。そのため毎回同じ設定でキッティングしていいのか、それがシステムトラブルにつながることはないのかという課題が残ります。サービス提供会社によっては、トラブル傾向を分析、適切な対策をサポートするところもありますので、課題を感じるようでしたらそのようなサービスも提供しているサービス提供先を選定することが必要です。

5.デバイス管理全体に対する対応

キッティングは納品されたデバイスに対してすぐ利用できるように設定することですが、そもそもどんなデバイスを選定するのが自社にとっていいのか、また利用を始めたデバイスの運用管理、廃棄はどうすればいいのかという、デバイス管理全体に対して課題を抱えている企業もあるでしょう。サービス提供会社の中にはデバイス管理全体のサービスを提供している企業もあります。デバイス数が多い場合はキッティングだけでなく、運用管理もIT部門の作業負担になりますので、全体の管理も含めて検討している場合は、こちらも提供しているサービス提供会社を選定することが必要でしょう。

いかがでしたでしょうか。上記を参考にキッティングサービスの活用を考えてみてはいかがでしょうか。

ロココでは月産2万台をキッティングできる生産設備と、自社オリジナルの自動化設定ツールで安定した品質のキッティングをご提供します。またキッティングを含めたPC管理全体(PC-LCM)のサービスも提供しています。キッティング、PC-LCMについてお悩みの際は、お気軽にご相談ください。キッティングサービスにつきましてはこちらから、PC-LCMについてはこちらからご覧いただけます。ご興味がありましたらご覧ください。


お申し込み・問い合わせは
こちら

お問い合わせはこちら