PCなど新しいデバイスが納品されたらユーザーがすぐに利用できるように設定する、キッティング。キッティングは工数が多くIT部門の負担がかかることが大きな課題です。それ以外にもインストールするソフトが自社にとって最適かどうかの判断が難しいなど技術的な課題もあります。これらの課題を解決するにはキッティングサービスを利用するという選択肢があります。ここでは、キッティングサービスを利用する5つのメリットについてご紹介します。
キッティングサービス提供会社に依頼すると、自社内でのキッティングに比べ以下のようなメリットが得られます。
毎月同数の社員が入社する場合を除けば、キッティングは恒常的に同じような台数を行うことはありません。入社人数が多い時期に対応するためにIT担当者を雇用することは効率的でありませんし、支店なども合わせ一度に数百台のような大量のPCのキッティングが必要な場合は、単純にIT部門の雇用を増やすだけで対応することは難しいのは明らかです。そのため、キッティングの一時的な対応の増加にはキッティングサービスの利用が有効といえるのです。
PCのキッティングはIT部門のスペースで行い、設定終了後に利用者に渡すことが一般的です。キッティングするPCが増えれば、それを行うスペースも多く必要になります。IT部門にキッティングする十分なスペースがある場合は問題ありませんが、スペース不足の中で何台ものキッティングを行うと設定ミスにもつながる可能性もあります。キッティングサービスを利用すれば、このようなスペース不足の課題も解決します。
IT部門はキッティングだけを行っていられれば良いですが、もちろんそのような訳にもいきません。実際は他の多くの業務と並行して(通常業務に追加して)キッティングを行うことになります。そのため、キッティングに集中できない環境による設定ミスの発生の可能性も出てきます。また、他の業務が立て込んでいるなど状況によりキッティングが間に合わなくなる可能性もあります。そのような不安もキッティングサービスを利用することで解決できるでしょう。
キッティング時はOSのインストールに加え、業務用アプリケーションやセキュリティソフトのインストールも行います。その際どのようなアプリケーションがいいのか、セキュリティのソフトは何を選べばいいのかもキッティング時の重要なポイントです。IT知識が豊富なキッティングサービス提供会社に依頼すれば、最新IT知識を活用し、自社の環境に最適なアプリケーション、ソフトを提案してくれるでしょう。
何度も書きますが、IT部門はキッティング業務だけをしているわけではありません。そのためキッティングができたとしても、その後の対応まで手が回らない可能性もあります。そのような課題に対しても、設定後のトラブルを分析し、改善提案をしてもらえるキッティングサービス会社を利用すれば、次回以降のキッティングへも反映され、トラブルの防止につながるでしょう。
いかがでしたでしょうか。上記のようなメリットをあらためて考えると、「キッティングサービスを利用する価値」を感じていただけるのではないでしょうか。
ロココでもキッティングサービスを提供しています。現行環境の調査を行い、各企業に合った設計をさせていただいております。もちろん、キッティング後もトラブルを未然に防ぐ体制作りを支援しています。キッティングサービスについてご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。ロココのキッティングサービスの概要についてはこちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください。
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