2年連続、熊本城マラソンで顔認証システムが採用!大会現場レポート

2024年2月18日に開催された熊本城マラソン2024にて、前回大会(2023年)に引き続き、ロココの顔認証システム「AUTH thru(オースルー)」が採用され、オフィシャルスポンサーとして大会を応援しました。(プレスリリースはこちらからご覧いただけます。)
この記事では、当社の現場責任者が今回の現場の様子をレポートします!前回大会との違いや顔認証システム導入のメリット、大会出場者の反応などをお伝えします。

▼前回大会のレポートはこちら

前回大会に引き続き、顔認証システムで約13,000人を認証

熊本城マラソンで顔認証システムが利用されたのは前回大会同様3日間、大会前16日(金)・17日(土)に行われたビブス受け取りのための大会参加受付と18日(日)大会当日のスタート前の受付です。今回も約13,000人の顔認証を行いました。

大会参加受付は「事前登録(web)→受付窓口での顔認証で本人確認→ビブス受け取り」という流れになっています。大会出場者は事前にweb上で自身の顔写真と身分証明書をアップロードした上で大会参加受付に足を運びます。そして受付で顔をかざすことで、事前登録された顔写真と照合し、本人確認を行います。当日、実際に顔認証の様子を確認すると、一人あたり約0.3秒で認証するため、列が止まることなくスピーディーに受付が進行できていました。受付後のビブスの受取場所は10箇所あるのですが、受付時の顔認証の際にスタッフ側に見える画面上に、ビブス受取場所の番号が表示されるため、スタッフがその番号を読み上げることで、スムーズにご案内することができました。顔認証が導入される前までの大会では、窓口で身分証を提示いただき目視で本人確認をし、さらにその場でビブスを渡していたため、一人当たりのビブス受け取りまでに時間がかかってしまっていましたが、顔認証の導入により大幅な時間短縮ができ、大会出場者・運営側の両者の負担を大きく減らすことができるようになりました。

本人確認は顔をかざすだけ

ビブス受取場所

前回大会との違い

大会参加受付当日でも事前登録ができるようにした

前回大会では事前登録期間に締め切りを設けていましたが、今回は大会参加受付前であれば受付当日でも事前登録ができるように特に締め切りは設定しませんでした。また、受付当日の事前登録の流れをよりスムーズにできるように、操作が分からない方向けの事前登録窓口を設けたり、ボランティアでは対応できない技術的なトラブルにも対応ができるよう、ロココのスタッフによるヘルプデスクを昨年同様に設置するなど、万全なサポート体制で当日を迎えました。

新型コロナウイルスが5類感染症へ移行

前回大会開催の2023年2月は新型コロナウイルスが5類感染症へ移行前だったため、顔認証と合わせて検温や手指消毒を必須として実施していましたが、今回はその必要がなくなりました。受付での工程が減ったことにより、前回以上にテンポ良く受付を行うことができました。

事前登録窓口

ヘルプデスク

顔認証システム導入がもたらす大会へのメリット

受付の人員は最小限に!スタッフ配置の最適化が図れる

先述の通り今回は検温の工程がなくなったこともあり、前回大会では顔認証1レーンにつき2人スタッフを配置していましたが、今回は1人へ減らすことができました。このように受付の人員は最小限の人数でオペレーション可能なため、人件費を削減し、他のポジションへスタッフを再配置するなどの最適化を図ることができます。

大会出場者も運営スタッフも嬉しい!とにかく簡単・スムーズな顔認証

Web上で簡単な事前登録さえしてしまえば、受付当日は顔をかざすだけで受付が完了するので、大会出場者にとってストレスはありません。そして運営スタッフにとって簡単なオペレーションなのも魅力です。難しい操作はなく、ボランティアスタッフ等にも10分程度の当日レクチャーのみで対応可能です。

現場で感じた大会出場者の様子

スピーディーな顔認証に驚きの声

初めて顔認証を体験される方はもちろん、前回大会以上にスムーズな流れで顔認証ができるようになったため、大会出場者の皆さまからは驚きの声も上がっていました。渋滞することなく顔認証により列が進んでいき、顔認証の便利さを実感いただけたと思います。

顔認証に慣れて、より気軽なものと感じてくれている

先述の通り事前登録期間の締め切りを設定しなかったこともあり、大会参加受付当日にまだ事前登録が済んでいない方が、前回大会1500人から今回3000人に増えました。この数字を私たちはマイナスには捉えていません。この大会において顔認証が浸透してきて、大会出場者にとってはより気軽なものと感じてくれていると思うからです。実際に当日の受付列に並んでいる間のほんの数分で事前登録する姿が度々見受けられました。
ただ「前回大会で顔写真を登録しているから今回の登録は不要だ」と思っておられる方もちらほらと見受けられたため、大会ごとに改めて顔写真の登録が必須であることをきちんとアナウンスする必要があると思いました。次回以降の改善へ繋げられればと考えています。

顔認証システムを活用しスムーズな受付・本人確認を実現しよう

今回も大会参加受付~大会当日の3日間を通して、大きなトラブルなく無事に大会を終えることができました。ロココの顔認証を通じて大会の円滑な運営に貢献できていることを嬉しく思います。
マラソン大会をはじめ、その他イベントの本人確認をもっと簡単にしたいなど、お悩みをお持ちの方は、顔認証システムの導入を一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?

熊本城マラソンに導入されたロココの顔認証システム「AUTH thru(オースルー)」について詳しく知りたい、ブログでは書ききれなかった熊本城マラソンの現場について聞いてみたいなど、顔認証に少しでもご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。「AUTH thru」の詳細はこちらからご覧いただけます。


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