株式会社Mercury
取締役
尾藤 洋介 様
HKT48 劇場運営部 部長
熊田 大智 様
アイドルグループ「HKT48」事業を展開する 株式会社Mercury様に、ライブ・エンタテインメント チケットにおける顔認証システムのご利用状況について伺いました。
課題
施策
効果
マスクの着用時にも高い認証率を再現。マスクのうむに関わらず、スピーディに本人確認できます。
手ぶらで入退場ができます。非接触検温器による検温も連動が可能です。
認証時に必要なものは、カメラ付きのタブレットまたはPCのみ。導入コストと運営コストを削減できます。
ローカル端末内で顔認証ができるため、通信環境は不要です。
顔画像の登録状況、来場・退場状況がリアルタイムに確認できます。
写真や3Dではなく、人間の顔を認識することで偽造やなりすましを防止します。
社名 | 株式会社Mercury |
---|---|
URL | https://mercury-corp.co.jp/ |
事業内容 | 次世代のエンターテインメント産業によって博多からパワフルに成長していく、地域の皆様・協力企業の皆様と語り合い、機動的かつ持続的に事業を推進されている企業です。 |
顔認証システム AUTH thru(オースルー)をご利用いただいて2年以上経ちますが、まずは導入前、ご検討時のことについて伺えますでしょうか?
お客様:チケットシステム全体の見直しが当時の検討課題でした。課題の一つで、運用の効率化にはチケットの種類を減らしたかったことや、お客様本人の確認で本人確認書類を提示していただく運用を何とかしたい、という課題がありました。
私たちスタッフの業務効率の向上もさることながら、一番はお客様の利便性です。
新しく劇場がオープンすることに合わせて、色々ご提案させていただいたタイミングだったこともありますね。
来場者・ファンの利便性向上で、顔認証システムが検討項目に上がった背景はどの様なことでしょうか?
お客様:新潟のNGT48劇場が先んじてロココさんの顔認証システムを導入していたので、性能・機能については把握しておりましたので、ロココさんの顔認証を活用することはスムーズに進行できたと思います。
ご導入された当初、ご来場されたファンや運営スタッフの皆様のご意見・ご感想はいかがでしたでしょうか?
お客様:お客様の声では「本当に認証できるのかなぁ」という不安の声がありました。また、システムが一新することで、お客様が馴染めるか、スムーズにご利用できるかどうか、です。
今までのチケットセンターから新システムに変わり、顔認証が導入されて、幅広い年齢層のお客様がいらっしゃるので、不安の声はいくつかあったと思います。
運営スタッフの皆様にとって導入前の印象と導入後の感想はいかがでしたでしょうか?
お客様:顔認証システムは初めての導入でしたので、そもそも認証できるのか?と不安はありました。導入してみると、とにかく色々なことが速い。入場がスムーズになった実感はあります。発券のセクションで、今までは発券と本人確認で時間がかかり列ができてしまっていたのですが、それが無くなった、運用の手間やお客様への負担はかなり減りました。また、着券管理も速くなりました。来場・未来場や来場者数がリアルタイムで分かるようになったことです。紙(チケット)の運用だと、そうはいかないですから。
(HKT48)劇場以外のコンサートでも導入していますが、やっぱり認証スピードが速い、これは実感します。あとは、誰でも扱えるシステムだと思います。この顔認証システムの使い勝手は素晴らしいですし、実際にちょっとしたトラブルが起こった時、現場スタッフで即対応できました。イベンターの方も初めは戸惑いがあったようですが、2回目以降は殆ど問題なく運用できております。
ライブ・エンタテインメントでご利用いただくこともご評価頂けたことが、改めて解りました。ありがとうございました。
では、ご苦労されたことはございませんでしょうか?
お客様:当初は、親子でお越しいただいたお客様で、どちらかが認証できなかったり、顔認証したのに来場していない、といった顔認証の問題の他、座席番号が表示されないといった新システム全体で幾つかありました。ただ、運用を重ねる度に改善がみられるようになりました。
認証精度が上がってきて、認証スピードも上がってきて、パッと認証してパッと入れる。今では、初めてお越しくださったお客様が、「えっ? これで終わりなんだ。」と言われるほどです。
弊社ロココ、顔認証AUTHどちらでも結構です。今後、御社のご期待にお応えするために必要なことは、どの様なことでしょうか?
お客様:まとめると、全体効率をさらに上げるために、御社とともにさらに改善を検討させていただきたいです。例えば、認証精度を上げていくにはシステムだけではなく、お客様の登録顔画像の精度を上げることも必要だと思いますが、お客様の手続き負担が増えてしまっては困ります。
弊社も、(劇場以外の)コンサートの受付レーンをもっとスムーズに運用できたらと思いますし、スタッフの負担も減らしたいと思っています。そうした認証のスピード・精度と運用のバランスを含めた改善を、今後も継続してご相談できればと思っております。
本日は、お忙しいところ貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
お申し込み・問い合わせは
こちら