オフィスへの入室の際、電気錠の解錠に顔認証システム(顔をタブレットに認識させると電気錠が解錠するシステム)を利用する企業が増えています。電気錠の解錠にICカードを利用している企業が多い中、顔認証システムに変更する、あるいは新しいオフィスやエリアでICカードではなく顔認証システムを採用する企業があるのはなぜなのでしょうか?ここでは管理者、利用者にわけて顔認証システムを導入するメリットを説明します。
管理者のメリット
管理者がICカードの利用で感じていた課題が、顔認証システム導入で解決されます。
管理者が感じている主な課題
- ICカード忘れの対応が面倒
- ICカードの貸し借りや拾得などによる「なりすまし」入室が心配
- 新入社員が増えるとICカードの追加購入をしなくてはならい
- 新規ICカード登録の手続きが手間
管理者が感じている課題を顔認証システムで解決できます!
- 顔認証なのでICカード忘れによる対応が必要なくなり、管理コストの削減につながります。
- 顔の貸し借りはできませんので、「なりすまし」入室はできません。システムによっては生体検知(写真や動画では認識しない)機能が付いていますので、よりセキュリティを強化したい場合は生体検知機能の活用をおすすめします。
- 顔認証では追加のICカードの購入は必要ありません。ICカード購入分のコストが削減できます。
- 顔認証では事前の顔写真の登録だけ。手間が省けます。
利用者のメリット
ICカード利用者についても普段感じている課題が、顔認証システム導入で解決されます。
利用者が感じている主な課題
- ICカード忘れの心配、またICカードを忘れたときの申請が面倒
- うっかりICカードを持たずに退室してしまって、入れなくなったことがある
- 入室の度にICカードを読み込ませるのが面倒
- 本社や支社と拠点ごとにICカードが異なるので、複数のICカードを持ち歩かなくてはならないのが面倒
利用者が感じている課題を顔認証システムで解決できます!
- 顔で認証するので、ICカードを持ち歩く必要もなく、カード忘れの心配からも解放されます。もちろんICカード忘れの申請も必要なくなります。
- 自分の顔なので、ICカードのように置忘れで入室できなくなるということがなくなります。また顔で認証するので非接触で入室できます。衛生面でも安心です。
- 入室の際、ICカードの代わりに顔での認証が必要になりますが、瞬時に認証するのでスムーズな入室ができます。マスクをしていても認証可能なシステムもありますので、いちいちマスクを外す必要もありません。
- 顔認証であれば、拠点ごとのICカードを持ち歩く必要がありません。顔でどの拠点にも入室できます!もちろん、拠点ごと、エリアごとに入室制限をつけることができます。
一度使用したらICカードに戻れない!
上記のメリットの説明を受けても顔認証システムでの入室を経験したことがないと、本当にスムーズに入室できるのか、マスクをしていたらエラーになって入室できないのではないか、写真でも入室できそうな気がするなど、疑問が出てきますよね。そんな時は顔認証システムを実際に体験してみることをおすすめします。展示場などに出かけてみたり、トライアルをしてみたりするのはいかがでしょうか。スムーズな入室を体験すると顔認証の便利さを実感し、ICカードには戻れなくなるかもしれません。
ロココでは顔認証で電気錠を解錠するシステム「AUTH thru KEY」のサービスを提供しています。トライアル導入もできますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
AUTH thru KEYのリーフレットはこちらから、AUTH thru KEYの資料はこちらからダウンロードできます。またサービスの概要はこちらからご覧いただけます。