2023年5月15日～18日にラスベガスにてKnowledge2023というイベントが開催され、ロココのServiceNow開発者が参加してきました。開発者が体験したイベントの様子をレポートします。

イベント「Knowledge」とは

まず、Knowledgeとはどんなイベントなのかについて説明します。KnowledgeはServiceNowの世界最大級のイベントで、世界中のServiceNow社・パートナー企業・お客様企業が集結するイベントです。ServiceNow社から最新の動向と今後のビジョンが発表され、また多種多様な業界でServiceNowがどのように利活用されているかの事例の紹介もあります。そして、世界中のパートナー企業が出展するブースではServiceNowを活用したサービスを紹介しています。

ServiceNow活用法の新たな視点とは

Knowledgeの会場では色んなセッションが同時開催されていました。その中で主に自動化の考え方に関するものに参加してきました。どの企業も自動化の必要性を感じて導入するのに、導入後の効率性は期待したほど上がってないことも多いという課題がありました。そんな課題をServiceNowではどのように解決できるのか？という内容でした。
プレゼンテーションの最中に頻繁にユーモアを挟んでくるのがアメリカらしく、観客との一体感もすごいものでした。

CreatorConに参加することで磨けた技術

会場内ではServiceNowの実機操作をしながら活用方法を学べるセッションやゲームも開催されていました。Now Learning＊1のようなハンズオンラボをゲームのようなエンタメ感覚でできる催しもありました。
コーヒーショップのロボット店員をFlow Designer＊2で自動化するというものに参加しましたが、宝探しや脱出ゲームを遊ぶような感覚で「Flow Designerってこんなこともできるんだ！？」という気づきが得られる取り組みでした。

＊1 Now Learning
ServiceNowについて知識を習得したい方を対象として様々なオンラインコンテンツを提供している学習ポータルサイトです。
＊2 Flow Designer
デジタルワークフローを簡単作成できる機能です。あらゆるプロセスをノーコードの環境で設定が出来る機能です。

個人的に楽しかったのは、国籍の違うServiceNowユーザーとの交流でした。一緒に参加した女性はマネージメントがメインの役割なので、開発とかはやったことのない方でした。しかし、Now Learningのハンズオンラボのようにガイドがしっかりしているので、初心者でも楽しめているようでした。言葉の壁もありますが、お互いServiceNowという共通の知識があるので、ほぼ支障なくコミュニケーションができました。

課題解決のヒントはパートナー企業が出展するブースにあり

Knowledge Expoでは140以上のパートナー企業が、ServiceNowを活用した自社サービスの紹介をするブースを出展しています。自社でお付き合いしているお客様の課題に対するソリューションを見つける良いきっかけとなりました。例えば、「工場やファシリティの使い方をモバイルデバイスで使って、業務イメージしたものを閲覧することができる。」などです。ここから未来のビジネスパートナーを見つける会社も多いのではないでしょうか。

海外企業とのやり取りはもちろん英語です。シンプルな英会話能力だけでなく、ServiceNowのビジネス面での背景知識をもっと勉強すれば、なおいっそう円滑なコミュニケーションが取れるのだろうなと思いました。

今回はKnowledge2023 in Las Vegasについてレポートしました。これからも、このような機会を活用することで、より多くのエンジニアが世界に羽ばたいていけることを願っています。

ロココでは、ServiceNowの複数製品で導入経験があります。ServiceNowに興味がある、導入を検討しているので相談したいなど、何かありましたらお気軽にご相談ください。ServiceNowの概要はこちらからご覧いただけます。

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