5分でわかる!「ServiceNow」導入で実現できること

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により「働き方」に変革をもたらす「ServiceNow」

近年、「働き方改革」を筆頭に、「ロケーションを選ばない業務の推進」(リモートワークの日常化)、「従業員の利便性の向上」といった業務環境の変革が求められるようになり、企業はそれに対する適応が求められるようになりました。その適応のために脚光を浴びているキーワードが「DX」です。
DX推進はデジタル化による業務の効率化や生産性の向上に加え、デジタル技術を使用することで、ビジネスモデルや組織の変革、新しい事業の発足を促すものです。そのため、業務環境の変革への対応はDX推進の初期段階として重要であるといえます。

ServiceNowとは?

ServiceNowとはDX推進を支援するプラットフォームです。ServiceNowには様々な製品のラインナップがありますが、業務環境の変革への対応の一つである業務フローの標準化&自動化においても力を発揮します。
企業でよく見受けられるのが、「組織ごと」の観点から業務の最適化をしてしまい、複数のツールを利用していることから業務フローの統一が難しくなってしまったというものです。ServiceNowにより複数存在していたツールを統一し、「全体観点」から最適化することが可能になります。
既に名だたるグローバル企業の多くが導入しており、日本国内においても金融、製造、流通、情報・通信など様々な業界の導入事例が増えてきています。
ここでは業務フローの標準化&自動化に焦点をあて、ServiceNowの導入効果について説明します。

ServiceNowの導入効果

ここでは導入効果のうち3つについて説明します。

1.業務フローのデジタル化による業務効率化

ServiceNowの導入により「業務自体をネットワーク上で実施すること」が可能になります。それにより、業務を圧倒的に効率よく進めることができるようになります。
例えば、社内的な申請(物品購入や押印申請など)を行う場合を考えてみましょう。
従来の進め方では「申請書を記入」→「上長による押印」→「上長が担当部署へ提出」→「担当部署による手配」
という流れのことが多いのではないでしょうか。
言葉で書くと簡単ですが、それぞれのプロセスには、「申請書の出力トラブル」「上長の離席」「申請部署の担当者の不在」「担当部署による処理放置」など、様々な「手間」や「遅延要因」が潜んでいます。それに加え、申請者の手を離れた後、その進捗状況を追うのも困難です。

業務フローがデジタル化すると「ネットワーク上で申請」→「上長に申請が自動的に送られ、上長が承認」→「申請書は担当部署へ自動的に提出」→「担当部署による手配」となります。つまり、申請から手配までネットワーク上で行うことができるのです。これによりこれまでの申請に比較し、「手間」が減少します。
また、ネットワーク上で流れているので「この申請はどこで止まっているか?」ということが申請者は確認ができるようになり「遅延要因」を簡単に把握できるようになります。

この簡単な例を一つとっても、業務のデジタル化がもたらす効果を感じていただけるのではないでしょうか?

2.ロケーションを選ばない業務推進

ServiceNowの導入により「業務自体をネットワーク上で実施すること」が可能になることで、業務効率化に加え、ロケーションを選ばない業務の推進も可能になります。

業務がネットワーク上で実施されることで、先述の通り「業務のフロー化、可視化」が可能になります。それにより「ネットワーク環境下にいれば、場所を選ばず、いつでも仕事がスムーズに進められる」ようになります。

コロナ禍になりリモートワークが加速度的に浸透した昨今、このServiceNowは”New Normal”な働き方を支援する強力なプラットフォームということができるでしょう。

3.従業員の利便性の向上

ServiceNowの導入は従業員の利便性の向上にもつながります。

先述のようにServiceNowの導入により業務の効率化、またロケーションを選ばない業務推進が実現することで、労働時間の削減や従業員への快適な就労環境の提供につながり、結果的に就労環境の改善、ワークライフバランスの向上に影響を及ぼす効果も期待できるのです。これがServiceNowの導入効果として従業員の利便性の向上があげられる理由です。

まだまだ広がるServiceNow導入効果の可能性

先述したのはServiceNowの導入効果は一部にすぎません。
そもそもServiceNowは、「IT関連サービスの運用の効率化を実現するプラットフォーム」として知られるようになりました。その後、サービスの拡充に伴い、内部的な人事手続やセキュリティ運用、対外的なフィールドサービスへの対応など、幅広い領域に活用可能となり、機能を増やしてきました。

今やServiceNowは「いちITサービスの管理運用ソフトウェア」ではなく、「企業の活動を、デジタル化による統一プラットフォーム化させる」というスケールのサービスになったと言えます。ServiceNowの導入はあなたの企業の「働き方」に、大きな変革をもたらしてくれるでしょう。

ロココはServiceNowの複数製品で対応実績があります。ServiceNow導入に興味、またお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。ServiceNowの概要はこちらからご覧いただけます。


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